Technology

南真ブランド品の紹介(トルクリミッタ)

自社開発技術製品:トルクリミッタ(特許出願中6件)

1.トルクリミッタとは
一般には、右・左又は左右に回転させることにより必要な負荷を機械的に発生させながらその負荷(トルク)を正確に伝達させる部品です。
2.トルクリミッタの用途
複写機・プリンター関係(給廃紙機構)・ATM関係・ロボット関係・モーターオーバーロード機構等で使用されています。
3.機能別種類として
①右回転又は左回転のワンウェイ仕様
②左右両回転仕様
4.トルク仕様の範囲
9.8mN・m~490.3mN・m
5.南真のトルクリミッタ
小型標準サイズで9.8mN・m~58.8mN・m
仕様は、当社標準品として対応しています。その他のサイズ・形状・仕様は、カスタマー品として対応致します。
  • 標準品:小型トルクリミッタ(9.8mN・m~58.8mN・m、外径Φ14mm)
  • オーダー品:機構部品への組み込み、高トルクリミッタ等、お客様のご要求を満足する製品を当社の開発技術を駆使して設計、生産します。

【当社の強み】

  • 国内での一貫した開発~製造により、多様なご要望に迅速かつ、きめ細かい対応が可能。少ロット生産も歓迎です。
  • 積上げたトライボロジー技術で、新たな用途や更なる性能向上にお応えします。
  • お客様要件でのテストやデータ採取等他社に無い技術サービスが自慢です。
  • 自社開発トルクリミッタにて、特許6件出願中。

標準・小型トルクリミッタ

小型(Φ14)ながらも高トルク(58.8mN・m)

主要寸法
d
Φ6
+0.1 +0.01
D1
Φ14
±0.15
D2
Φ13.5
+0 -0.2
D3
Φ8.2
±0.1
W1
2.1
±0.1
W2
3.0
+0 0.2
H1
2.4
±0.1
H2
8.6
±0.1
H3
8.85
±0.15
H4
14
±0.3
No. 型式 トルク(スリップトルク) 管理範囲
1 100 9.8mN・m(100gf・cm) ±15%
2 200 19.6mN・m(200gf・cm)
3 300 29.4mN・m(300gf・cm) ±10%
4 400 39.2mN・m(400gf・cm)
5 500 49.0mN・m(500gf・cm)

弊社は小型トルクリミッタ・シリーズを上市(2021年~)しましたが、
その後、お客様のご要望も頂き、ローラ・一体型トルクリミッタの
自社標準品としての商品開発を進めております。

紙送りローラー・一体型トルクリミッタ(開発中)

装置の小型化に貢献します。
トルク、回転速度様々なご要望に対応可能。

【商品の特長】

  • 高耐久、トルク低変動:内輪(ボビン)に新素材を採用
  • 両方向回転:左右回転トルク差小、回転変化時の安定性向上
  • 耐荷重:ゴムローラ圧(ラジアル荷重)に対する耐摩耗性アップ
  • 取付条件への適応:お客様の取付条件に合うアタッチメント構造

高精度トルクコントロール・ ギア組込トルクリミッタ

構成部品を1/2に低減

様々な組込み製品

各部品の成形性を最適設計

南真ブランド品の紹介(オイルダンパー)
(特許出願中)

オイルダンパーとは
ドアや、引き出し等の開閉時の振動や衝撃を減衰
用途
1.OA機器等のカセットトレーや家具の扉や引き出し部
2.生産設備の自動機等の安全柵やカバー・扉部
3.液晶等の表示機器のチルト部
4.フリーストップヒンジ
ストレートタイプ
ロータリータイプ (開発中)
型番 L1有効ストローク
(mm)
L2
(mm)
NOD1030 30 103
NOD1050 50 153
NOD1060 60 173
NOD1070 70 183
型番 фD Φd 先端 抗力
NOD1030 10mm 2.5mm キャップ
Eリング
高,中,低
NOD1050
NOD1060
NOD1070

※各型番 自己復帰機能型(バネ)も有ります。
※キャップタイプは全長が+3mmとなります。

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